こんにちは!竹花みさとです。
今回もインビザラインの経過報告をさせていただきます。
前回の記事はこちら↓
今回は歯の間を0.数ミリ削るIPRという処置を行っていただきましたので、その必要性や痛みについてご紹介します。
目次
そもそもIPRとは?
インビザライン等のマウスピース矯正でよく行われているIPRですが、いったいどういう目的でどのように行われるのでしょうか?
IPRは歯を削る治療
IPRとは、歯のエナメル質を0.数ミリ削る治療です。
歯を削ることによって歯と歯の間に隙間ができ、歯を正しい位置に収めることができるようになるという仕組みです。
「歯を削ったら虫歯になりやすくなってしまうのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
歯は表面からエナメル質、象牙質、歯髄というように3つの物質から構成されています。
エナメル質は1~2ミリほどの厚みで歯の表面を構成しており、エナメル質だけ削るのであれば虫歯の心配はないとのことです。
今回私が削ったのは0.3~0.5ミリ程度なので、特に虫歯の心配はなさそうです。
歯が並ぶスペースが狭い場合に有効
現代人は昔に比べて柔らかい食べ物を好むようになったため、顎が小さい人が多くなってきています。
顎が小さいと歯が並ぶスペースが狭くなり、歯列矯正の際に歯をきれいに並べるのが難しい場合もあります。
そういった場合に行われるのが、このIPRです。
IPRをすることによって歯が並ぶスペースが確保されるため、きれいに並べることが可能になります。
IPRの処置に痛みはあるの?
歯を削ると聞くと、痛い思いをするイメージがありませんか?
ここではIPRの処置における痛みと、その後の日常生活について解説します。
IPRは全く痛くない!
結論から申し上げると、IPRは全く痛みがない処置でした。
歯を削るのに痛みはありませんので、安心して処置を受けていただければと思います。
ただ、削っているときの音は大きめなので、恐怖心のある方は少しだけ覚悟が必要かもしれません。
削った歯の間に食べ物が挟まりやすくなるのでフロス必須
IPRの後、私の場合は特に噛み合わせが変化したり、違和感を覚えたりすることはありませんでした。
ただし歯と歯の間を削った分食べ物が挟まりやすくなるので、毎食後のフロスが必要になると思います。
インビザライン矯正中に歯のクリーニングを怠ってしまうと、以下のようなデメリットがあります。
普段は唾液の自浄効果によって口内が清潔に保たれていますが、マウスピース装着中は口の中が乾燥し、さらには歯が覆われている状態なので虫歯になりやすいです。
インビザライン中に大きな虫歯ができてしまうと、歯の形が変わるのでマウスピースの作り直しを余儀なくされる可能性も…。
さらにはクリーニング不足で歯垢や歯石がついてしまった場合、歯の動きが悪くなることもあります。
そのため、自分でできるクリーニングはできるだけやることをおすすめします。
IPRは歯をきれいに並べるために重要な処置
今回はIPRの必要性や痛みについてご紹介しました。
健康な歯を削るのに不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、虫歯のリスクが高まるなどの危険性はないので安心です。
さらに痛みも全くないので、歯をきれいに並べるためにIPRをすると歯科医院にいわれた場合はぜひ処置を行ってもらうとよいでしょう。
IPRは歯をきれいに並べるために必要な処置ですし、大きなデメリットもありません。
もし不安な点があれば、ぜひ歯科医院に相談してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント